ポータブル電源をさらに活用していくには、かかせないのがソーラーパネルです。
アウトドアや車中泊、非常用としてだけでなく、省エネにも活用できます。
そんなソーラーパネルですが、ポータブル電源との接続方法は、統一規格ではありません。
また、各メーカーでは、自社のソーラーパネルとの接続を推奨しています。
ですが、費用や、容量、重さなど、いろいろと選択の幅を広げたい場合もあるはずです。
ここでは、そういったソーラーパネルの接続方法について解説しています。
ソーラーパネルの接続コネクタ
まずは、ソーラーパネルの出力コネクタの種類を紹介します。
この形状が一緒なら、他のソーラーパネルとの互換の可能性も広がります。
MC4コネクタ
ソーラーパネルの出力端子として、多くに使用されているのが、このMC4コネクタです。
耐候性、防水性能が高いのが特徴で、屋外利用のソーラーパネルとの相性は抜群です。

DCプラグ
一般的に、ACアダプターなどを使ってDC電源に接続する場合などで使われています。

Jackry(ジャクリ)のソーラーパネルがこれに該当します。
このDC端子は、DC7955(7.9mm*5.5mm)になっています。
最新モデルはDC8020になっています。

DC7955とDC7909は同じものです。
外側の径が7.9mmで、内側の径が5.5mm、中の中心部が0.9mmとなります。
DC端子とは?
DC端子は電圧や電流などを考慮して複数の規格が存在します。
表記は外形と内径で記載されるのが一般的です。
DC5525なら、外形5.5mm、内径2.5mmの端子となります。
また、DCジャックとあればメス端子、DCプラグとあれば、オス端子となります。
なので、Jackry(ジャクリ)のソーラーパネルの出力端子で説明すれば、ソーラーパネルの出力端子はDC7955(DC7909)プラグで、ポータブル電源の入力端子がDC7955(DC7909)ジャックになっているとことになります。
また、DC端子にはプラスとマイナスの接続があることも注意しておきましょう。
![]()
センタープラス(画像の左側)と、センターマイナス(画像の右側)
アンダーソンコネクタ
フォークリフトの充電などに使われることの多いコネクタです。
なので直流の大電流に対応しているという特徴があります。

XT60コネクタ
リチウム電池バッテリーとの接続コネクタとして開発されています。
ドローンやラジコンなどの充電コネクタとして多く使用されています。

EcoFlow(エコフロー)のソーラーパネル接続はこのコネクタになっています。
コネクタ形状についてはこちらの記事でもまとめています ↓↓↓
-
-
ポタ電とソーラーパネルで使用されるコネクタ形状とは?
ポータブル電源とソーラーパネルのコネクタ形状を解説します。基本的な性能はどれも同じで許容電流30A、耐電圧がDC600Vくらいです
パネルとポタ電の接続形状の互換性
ソーラーパネルの出力はMC4コネクタ出力が一般的です。
そして、このMC4はそのままポータブル電源に接続することはほとんどありません。
基本的には、MC4をポータブル電源の入力形状に変換して接続することになります。
なので、メーカー品をセットで購入すれば、それにあった変換ケーブが同梱されています。
なので、MC4コネクタを任意の入力形状に変換できれば流用接続が可能となります。
また、これは出力形状がMC4でなくても同様です。
要は、ソーラーパネルの出力をポータブル電源に適した形状に変換すればいいのです。
ただ、Jackryのパネルのように変換なしで直接ポータブル電源へ接続する場合もあります。
ですが、この場合でもDCプラグを他に変換すれば、流用接続は可能です。
ソーラーパネル出力の変換ケーブルについてはこちらで解説しています。 ↓↓↓
-
-
【徹底解説】ソーラーパネルの接続ケーブルを延長する方法
ソーラーパネルとポータブル電源の間のケーブルを延長する方法を解説しています。いろいろなコネクタ形状を変換ケーブルで対応させます。
パネルとポタ電の入出力能力の互換性
ソーラーパネルとポータブル電源の接続には入出力能力にも注意が必要です。
電圧や電流が対応していないポータブル電源に接続すると、故障の原因となります。
対応を確認するには、ポータブル電源のPV入力(DC入力)の数値を確認します。
電圧(V)、電流(A)、出力(W)がソーラーパネルの出力より高いことが必要です。
例えば下図ような仕様の場合

電圧は50V以下、電流13A以下、出力220W以下のソーラーパネルを接続可能となります。
なので下図の性能のソーラーパネルが接続可能だと判断できます。

接続を保証している訳ではありませんのでご注意ください。
増設接続の注意点
また、この仕様の範囲内であれば、ソーラーパネルは増設して接続することも可能です。
ただ、増設の方法によっては電圧と電流の増加分が違います。
直列接続での増設は、電流が一定で電圧が増加します。
並列接続での増設は、電圧が一定で電流が増加します。
「200W、24V、11A」のソーラーパネルを2枚増設した場合
直列接続なら、400W、48V、11A
並列接続なら、400W、24V、22A
このPV入力を備えたポータブル電源に接続が可能となります。
ソーラーパネルを増設する場合の注意点はこちらで詳しく解説しています ↓↓↓
-
-
ソーラーパネルの直列接続と並列接続では何が違うのか?
ソーラーパネルの増設の方法には直列接続と並列接続があります。接続内容で電流と電圧がどう変化するのかを理解して、充電時間を短縮させます
続きを見る
ソーラーパネルの互換表
製品の入出力端子と入出力性能をまとめてみました。
ポータブル電源の入力性能との比較によって互換性を確認できます。
ソーラーパネル一覧
| メーカー | 製品名 | ソーラー出力端子 | 出力性能 |
| Jackery(ジャクリ) | SolarSaga 200W | DC7909 | 24.8V、11.2A |
| SolarSaga 100W | DC7909 | 24.8V、5.6A | |
| EcoFlow(エコフロー) | EcoFlow 400W | MC4(XT60) | 48V、11A |
| EcoFlow 220W | MC4(XT60) | 21.8V、13A | |
| EcoFlow 160W | MC4(XT60) | 21.4V、9.6A | |
| EcoFlow 110W | MC4(XT60) | 21.8V、6.5A | |
| EENOUR(イーノウ) | EENOUR 400W | MC4 | 39V、10.25A |
| EENOUR 200W | MC4 | 18/36V、11/5.5A (切替SW付) | |
| BLUETTI(ブルーティー) | PV350S | MC4 | 46.5V、10.8A |
| PV200 | MC4 | 26.1V、10.3A | |
| PV120S | MC4 | 24.8V、6.1A | |
| Anker(アンカー) | Anker Solix PS400(400W) | MC4(XT60) | 48V、8.33A |
| Anker 531(200W) | XT60 | 48V、4.17A | |
| Anker 625(100W) | XT60(DC7909) | 26.6V、3.77A |
( )は同梱されている変換ケーブルを使用した場合
ポータブル電源一覧
| メーカー | 製品名 | PV入力端子 | 入力性能 |
| Jackery(ジャクリ) | Jackery 2000 Plus | DC8020(DC7909) | 17-60V 11A 700W×2 |
| Jackery 1000 Plus | DC8020(DC7909) | 12-60V 11A 400W×2 | |
| Jackery 300 Plus | DC8020(DC7909) | 12-27V 5A 100W | |
| EcoFlow(エコフロー) | DELTA Pro | XT60(MC4) | 11−150V 15A 1600W |
| DELTA 2 | XT60(MC4) | 11-60V 15A 500W | |
| RIVER 2 Pro | XT60(MC4) | 11-50V 13A 220W | |
| RIVER 2 | XT60(MC4) | 11-30V 8A 110W | |
| BLUETTI(ブルーティー) | EB70S-800W | DC7909(MC4) | 12-28V 200W |
| EB55-700W | DC7909(MC4) | 12-28V 200W | |
| EB3A-600W | DC7909(MC4) | 12-28V 8.5A 200W | |
| AC180 | DC7909(MC4) | 12-60V 500W | |
| AC60 | DC7909(MC4) | 12-28V 200W | |
| Anker(アンカー) | Anker 757(1229Wh) | XT60 | 11-60V 12.5A 600W |
| Anker 555(1024Wh) | DC7909 | 11-28V 10A 200W | |
| Anker 535(512Wh) | DC7909 | 11-28V 10A 120W | |
| Anker 521(256Wh) | DC7909 | 11-28V 5.5A 65W | |
| EENOUR(イーノウ) | EENOUR P2001 | アンダーソン(MC4) | 12-48V 15A 500W |
| EENOUR P5000 | アンダーソン(MC4) | 12-120V 15A 1000W |
( )は同梱されている変換ケーブルを使用した場合
メーカーによっては、動作確認済みのポータブル電源が記載されていることもあります。
【PowerArQ】
【suaoki】
ソーラーパネルの選び方はこちら ↓↓↓
-
-
ポータブル電源に最適なソーラーパネルの選び方とは?
ポータブル電源に最適なソーラーパネルの選び方を解説します。また、各製品を変換効率やコスパで比較しています。
続きを見る

