真実はひとつではない?なぜ人は陰謀論を信じてしまうのか?

陰謀論とは、不確かな情報の単純明快な理由を、自分たちだけが知っているという優越感という快楽であると言われています。

そして、それはなぜか批判されることが多いのも事実です。

ですが、不確かなことを信じるのは、人が思考を共有するためのことであり、それが生きていくために必要なことだともいえます。

なので、一概に陰謀論を否定するのではないのですが、やはりその根拠などを科学的で合理的な目で見る視点も大事ではないでしょうか。

陰謀論とは人の欲求

人には欲求があります。

そして、人はその欲求を満たすために行動しています。

その陰謀論の欲求とは、知識、安心、優越感の欲求となります。

①:知識への欲求 → 理由をしりたい (好奇心)

②:安心したい欲求 → 簡単なものだと決める (認知的不協和の解消)

③:優越感への欲求 → 情報のマウント (自己顕示欲)

陰謀論を信じる人は欲求を満たすために、単純明快な答えをだして安心するのです。

さらには、その信じていることをより確実なものとするために、社会的証明を得ようと行動します

 

ワクチン接種による陰謀論

ワクチン接種を拒否する人の集会が行われたそうで、そこではワクチンを接種するのは、国やマスコミの陰謀論だとされています。

 

コロナウィルスは茶番であり、コロナとはただの風邪である。

ワクチン接種は体にマイクロチップを埋め込まむために行われる。

世界には黒幕がいて、その人たちの利権のために一般人は操られている。

 

なぜそうなるのでしょうか?

 

そもそもマイクロチップを体に埋め込むのだとして、それは悪なのでしょうか。

最近では、体の健康管理をデータ化する、ウェアラブル端末の製品が多数発売されいます。

今後は、体をテクノロジーが管理する時代です。

そして、すでに自分からマイクロチップを埋め込む人もいるようです。

 

そしてワクチンについては、何より、打たないという選択ができます。

なので、強制ではないものを、無理に打たないようにする必要はないと思っています。

 

陰謀論には、社会的証明を使った説得が効果的

社会的証明の心理をつかった、相手にこちらの望む行動をとってもらう説得の工夫があります。

それは、相手が認識している社会的証明から外れた観点でメッセージを伝える方法です。

 

ワクチン接種を拒否してもらうように働きかける説得の場合

相手が、ワクチンは接種するのが一般的(社会的証明があると思っている)だと思っているので、受けることのデメリットを伝えます

 

「ワクチン接種は、国の人口削減を意図したことで、死亡リスクがあるよ」

と伝えればワクチン接種拒否への行動を促すことができます。

接種をしないことのメリットで

「ワクチン接種しないと長く生きれますよ」

などを伝えてもあまり効果があがりません。

 

とうぜんですが、逆もそうです。

 

ワクチンを接種するとが一般的で、それを信じる人たちにワクチンを接種してもらうには

「ワクチンを打たないと、行動制限が解除されないよ」

とデメリットを伝えます。

「ワクチンを打つと行動制限が解除されるよ」

だとあまり効果がありません。

 

陰謀論では、知っておきたい認知バイアス

「人は知らず知らずのうちに不快な情報を避け、生きづらくないように解釈する」

 

その教訓の教科書は、ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」がおすすめです。