熱中症対策の定番アイテム空調服は、服の素材で用途が違う!

2021年6月22日

今では夏だけではなく、暑い場所での作業やレジャーには、「空調服」は必須アイテムです。

そんな空調服を選ぶポイントになる、素材について紹介します。

 

まず、素材は、「綿100%」、「ポリエステル」、「綿×ポリエステル」が一般的な種類になります。

その種類ごとの特徴をまとめています。

着心地重視の「綿100%」

綿100%のメリット

天然素材のため、肌触りが優しく着心地がとてもよいです。

汗の吸収・発散にも優れているので、嫌な匂いがつきにくいのもポイント。

少しくらいの火花になら対応できるので、溶接などで火花が散る作業現場では、綿100%素材が必須となります。

 

綿100%のデメリット

天然素材のため、洗濯をすると色落ちする場合があります。

またシワになりやすく、縮みやすいことも特徴です。

ポリエステルと比べると値段が高いです。

生地も少し厚くなるので多少のゴワつきを感じることもあります

 

選ばれるシーン

火気を扱う作業現場

 

その他特徴

綿は素材の隙間から空気が漏れるイメージがありますが、綿100%の空調服は、空気漏れを防ぐ特殊加工が施されている製品が基本となっています。

 

ポイント

一般的な作業服などに、自作で穴を加工してファンを取り付ける場合には、この漏れることも想定しておく必要があります。

 

機能と価格の「ポリエステル」

ポリエステルのメリット

洗濯をしてもシワになりにくく、お手入れが簡単。色落ちすることもありません。

撥水性も備えているので、少しくらいの雨なら気になりません。

素材が高密度なので空気が漏れることなく、もっとも涼しさを感じることができます。

綿に比べて価格が安いことも嬉しいポイントです。

 

ポリエステルのデメリット

火の粉があたると穴が開いてしまうため、溶接やグラインダーを扱う現場では着用いただけません。

ポリエステルは素材の性質上、吸水性・通気性には優れていません。

ただしファンを回している間は、衣類自体が膨らむのでベタつく心配はありません。

 

選ばれるシーン

濡れる心配がある場所での着用

 

綿×ポリエステル

綿×ポリエステルのメリット

綿の乾きやすさと、ポリエステルのシワになりにくさを兼ね備えています。

またポリエステル100%に比べて肌触りの良さに優れています。

 

綿×ポリエステルのデメリット

ポリエステルが含まれているので、火の粉があたると穴が開いてしまいます。

溶接やグラインダー作業をする現場では、綿100%のタイプをお選びください。

 

選ばれるシーン

悪天候での着用

 

チタン加工とは

チタン加工を施してある空調服は、 赤外線・紫外線を約90%以上カットし、通常素材より体温の上昇を約2℃も抑える効果があるとされています。

なのでチタン加工されている空調服を着れば、さらに涼しく感じるというわけです。

今はこのチタン加工に人気が高まっています。

 

チタン加工製品のメンテナンス

チタンは服の表面にコーティングされていますので、洗っていくと次第に剥がれて、当然、それだけ効果が薄くなってしまうことになります。

そのため、メンテナンスには気を配ることが求められます。

・洗濯ネットに服を入れて洗濯機にかける

・弱アルカリ性洗剤を使い、漂白剤や蛍光増白剤が使われている薬剤は使用しないようにする

・ドライクリーニングやタンブラー乾燥は避ける

・アイロンをかける時には低温に設定し、当て布を使う

 

空調服を上手に選んで、快適な作業やレジャーを体験しましょう。